自動車業界では独自の面接対策が必要
転職活動の最大の山場とも言える、面接。特に自動車整備士への転職は、業界独自の対策が必要不可欠となるため、事前準備を怠ると、内定を勝ち取ることができません。
実際に面接で失敗してしまう方の多くは、自分では十分に対策をしたつもりでも、実は的外れな準備をしてしまったことが原因になっています。ですが、話し方のコツ、自己PRの内容など、面接の際に面接官がどこを重視しているのか?そのポイントを把握した上で事前準備を行えば、内定が一気に近づきます。
それでは、自動車業界の採用担当者が求職者を評価するポイントを見ていきましょう。
実は、採用担当者は求職者のこんなところを見ています
面接での基本的な評価ポイントであるコミニュニケーション能力やマナーなどはもちろん、自己PRや志望動機に熱意がこもっているかどうか、という点も見られているようです。また、整備士には専門的な知識が求められる為、「知ったかぶりをするとNG」という声も。
求められていることを理解して、対策を進めることが重要
整備士の仕事は日々技術が進歩し、自動車の新機能などに常日頃からアンテナを張れるような、探究心が求められます。また、整備士の仕事は1日中車体やパーツと向き合った、力仕事を求められるため、面接の時点で覇気がない、熱意がないと思われたらそれまでです。整備士としての適正をアピールできるように、事前準備をしっかり行なっていきましょう。
自動車整備士転職の面接対策〜準備編〜
1.質疑応答以外の挨拶や受け答えも大事 2.実は結構見られている、身だしなみ |
まずは、面接官の目線から見た、挨拶・態度・見た目の第一印象など、基本中の基本から見ていきましょう。
質疑応答以外の挨拶や受け答えの態度も大事
質疑応答の内容だけでなく、求職者が話しをする時の声のトーン、スピード、目の動きといった細かいところも、しっかりと見られていることがわかります。また、「車の止め方」なども、自動車業界ならではの評価ポイントも。会場に着いた時点で、細かい部分にも気を配りながら面接に臨むことが重要です。
実は結構見られている、身だしなみ
受け答えや態度同様、当然求職者の身だしなみについても重要な評価ポイントとなり、合否にも大きく関わってきますので、注意が必要となります。自動車整備士は、普段スーツを着ない職種であるからこそ、しっかりとした身だしなみで面接に挑むことで、面接官からの評価や期待値が高くなります。
自動車整備士転職の面接対策〜実践編〜
面接の準備が整ったら、いよいよ実践です。ここでは、自動車整備士の面接傾向に基づいた、対策の方法とポイントを紹介します。
面接の合否を分ける、3つのポイント
1.よく聞かれる質問は決まっている 2.面接最後の、逆質問は必ず行う 3.エピソードトークはかなり重要 |
1.よく聞かれる質問は決まっている
面接で失敗しないためには、事前に「何を聞かれるのか」また「どう回答すればいいのか」を想定しておくことが重要となります。採用担当者が、実際に求職者によく聞いている質問をご紹介しますので、質疑応答対策の参考として、チェックしてみましょう。
ただし、「多く聞かれている質問=多く答えられている質問」でもあるため、ありふれた回答をしてしまうと、面接官の印象にも残りません。そのため、面接官の心を動かすような、自分の強みを凝縮した回答を用意しておくことが大切です。
2.面接最後の、逆質問は必ず行う
面接では必ずといっていいほど、「何か質問はありますか?」と、逆質問を求められる場面があります。この時に「特にありません」と答えてしまうと、「ウチにあまり興味がないのかな?」という印象を与えてしまいます。かといって、なんでも質問をすればいいというわけではなく、質問内容によっては、かえって悪い印象を与えてしまうことも。それでは、採用担当者目線での好印象な逆質問の例と、逆に悪い印象を与えてしまう例をご紹介します。
やはり、意欲的な姿勢や、求職者が入社後に活躍できるイメージを与えるような質問は好印象につながるようです。
では逆に、悪い印象を与えてしまう質問とは、どんなものがあるのでしょうか?
上記のように、準備不足が伺えるような質問であったり、仕事とは直接関係のない質問では、面接官の期待値は下がってしまうようです。逆質問をする際は、事前に綿密な企業研究を行いましょう。
3.自身の強みや適正を伝えるために、エピソードトークはかなり重要
採用担当者は求職者に対し、協調性や几帳面さといった、整備士としての強みや適正を探る必要があるため、求職者はしっかりとそれらをアピールする必要があります。そのためには、具体性や根拠が必要になるため、自身の経験を生かしたエピソードトークが重要になります。それでは、実際にエピソードトークを上手く展開して採用を勝ち取った、先輩整備士のエピソードトークの例を参考に見ていきましょう。
上記のように、”職場での人となり”がわかるようなエピソードが面接官に刺さることが多いようです。自身の強みに繋げられるような出来事がないか、振り返って整理してみることが大切です。
こんな受け答えをしている人は要注意
また、自動車業界の面接では、一発で不採用になりかねない、NGな受け答えがあります。ご自身の経験と照らし合わせて、当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
もし1つでも当てはまるようなものがあれば、すぐに対策を行う必要があります。事実関係を変えずに、相手に与える印象を変えられるような工夫を行いましょう。
実践的な練習には、エージェントの協力が必要不可欠
ここまでは、面接における準備と実践をご紹介してきました。しかし、これらを1人で行うのには難しく、事実、多くの求職者が面接対策で悩みを抱えています。
自分一人で面接対策を行うのは難しい
多くの方が抱えている悩みとして、面接対策には客観的な視点が必要不可欠であり、1人で対策を行うことは難しいということです。とはいえ、日々整備士としての仕事をこなしながら、知人や友人の協力を得て面接の練習を行うというのも、あまり現実的ではありません。そんな方におすすめなのが、転職エージェントを用いた面接対策です。
本番のような緊張感を持って練習するためには、エージェントの協力が必要。
1.志望企業の内情に詳しい 2.客観的な求職者へのアドバイス 3.採用担当者と同じ目線で評価 |
1.志望企業の内情に詳しいため、質問の内容など、模擬練習の質が高い
転職エージェントは、人材を必要としている企業から求人情報だけでなく、求める人物像やスキルを細かくヒアリングしています。さらに、業界特化型のエージェントなら、実際に企業がどのような質問をしているのかを教えてもらえるため、本番さながらの実践的な面接対策を行えます。
2.多くの求職者と接してきたからこそできる、客観的な求職者へのアドバイス
エージェントは数多くの求職者を支援してきた経験を生かし、求職者の長所や短所を客観的に見抜くことができます。また、求職者の強みを引き出すことが得意であり、企業に刺さるようなアピールの仕方を熟知しているため、自分一人では見つけられなかった、自己PRのポイントを教えてくれます。
3.採用担当者と同じ目線で評価をしてくれる
エージェントは、企業の採用担当者と細かくやりとりを行っているため、面接時の具体的な評価ポイントや、これまで採用された人の傾向やデータをもとに、求職者を評価します。そのため、希望企業と同じ目線で評価をしてもらえます。
整備士転職に成功した先輩の声
自動車整備士 木村様
担当エージェントの方は面接前に何度も連絡をくださり、想定されるシチュエーションや応酬話法について教えて頂きました。面接当日はかなり緊張しましたが、エージェントの方が同席して頂いたこともあり非常に心強かったです。今回の内定はアプキャリさんの協力なくしてはあり得ませんでした!